keikiのおでかけ日記

(148)  紅葉の井倉渓谷

 2004年11月7日(日)、秋晴れの日曜日です。先日、NHKの午後の
番組で、全国の紅葉の名所として、中国地方では井倉渓谷が取り上げら

ていました。帝釈峡でもなく蒜山高原でもなく井倉渓谷?そんなにきれ

だったかな?と、ちょっとびっくりして、確かめに行くことにしまし
た。

 行程は約50km、一般道で行くと、高梁川沿いの眺めはまだまだ紅葉
には早いようでした。

 昼前、到着。以前にも増して駐車場の前の歓迎アーチが大きくて立派
になってました。

 渓谷沿いのみやげ物屋兼食堂の軒のスピーカーから「もみじ」などの
音楽が流れているのですが、音楽を流すこと自体この自然の前では邪魔
なのに、その音が割れていて、なんとも聞き苦しい感じがしました。

 団体客も多いらしく、お昼の予約の○○ご一行様、という看板が多
数。

目の前の渓谷には滝があるのですが、12時前だと陰になっていて、昼を
過ぎた方が滝の写真を取るならよさそう。しばらくそこら辺を散策した
り写真を撮ったりした後、食べるところを探しました。

 茶店風の店に「いのししラーメン」とあり、おもしろそうなので行っ
てみると、定食などの注文が多いらしく、人手不足で15分くらい待っ
てくれということだったので、せっかちな夫はとてもじゃないけど待て
ない、と、別の店に。
 繁盛していそうな店に行ってみると、そこは予約の団体さんの会席料
理のようなので手一杯で、うどんかラーメンでないと出来ないとのこ
と。
 しかたなく、別の店へ。カレーや牛丼もあったけど「いのししラーメ
ンというのはやってないの?」と聞くと、2,3軒向こうの店がやって
ます、とのこと、最初の店のことらしい。まっいいかということで、結
局きつねうどん500円にしました。高い。麺も手打ちというわけでもな
いし、揚げも薄い。・・・・・

 さて、と、「入洞券」なるもの、大人1人1,000円を払って入り口へ
の橋を渡りました。洞内は全長約1,400m、30〜40分かかるそうでし
た。

橋の中央にはえさ入れが設置してあり、はるか下の川を見ると、大きな
鯉?が群れを成して泳いでいました。

 崖の下の方にある入り口から洞内へ入ると、夏場ほどではないにして
も、ヒヤッとしました。先週の半ばに降った雨のせいで、水滴が多かっ
たようです。

 足元の溝に沿って絶えず水が流れていて、その水はもちろん石灰質を
含んでいるので、途中のステンレスの階段が長年のうちに石灰がかぶ
さってうろこ状になっているのがいたるところで見られました。

 観光用に、ちょっとしたところに名前をつけて説明板をつけていて、
なるほどなあと思わせるネーミングなのですが、思えばそれは自分の子
供の頃からあるような気がします。その趣向はわかるのですが、最近は
そのところに緑のコケが生えているのが気がかりです。本来真っ暗なは
ずなのに、観光用とはいえ、コケが生えるのはどうかと思います。

 ともあれ、暗いと怖いですから、あまりそんなことも言っていられな
いのでしょう。

 途中の坂を上るのに一気に行くと心臓に悪いかもしれません。ステン
レスの階段を滑らないように気をつけて行くと、途中小柄なわたしでも
頭がつかえる場所もありました。こういう場所を切り開いて、観光コー
スを作った当時は大変だったのだろうな、と思いました。最初に入った
人は、無事出られるかどうか怖かったのではないでしょうか。

 入り口に比べると崖の上の方に出口があり、先ほど対岸から見ていた
滝のすぐ近くでした。昔よくマンガの冒険ものではで滝の後ろ側に洞窟
の入り口があって秘密の隠れ家の入り口だったりしたのを思い出しまし
た。

 橋から出て、もう一度滝の方を見ると、光のあたり具合がちょうど良
くなっていて、河原から写真を撮ろうと近寄ると、ちょうどいいあたり
に仲良く二人連れが二人だけの世界に浸っていました。・・・いい時代
ですね。河原にはそのほか親子連れなどのグループがお弁当を広げるな
どしていてのどかな雰囲気でした。

 それにしても、テレビで言っていた紅葉にはだいぶまだ早くて、がっ
かりでした。

 帰途につき、道沿いにふと見ると、あらっ、紅葉したもみじ(ちょっ
と言い方が変?)と、滝がある! それは「絹掛けの滝」で、駐車場と
トイレと、みやげ物屋数軒がある小さな場所でしたが、先ほどの井倉洞
周辺の寄りはずっときれいな2、3本の見事なもみじと滝が絵になる風
景でした。私がカメラを構えて道沿いに立っていたら、気付いた観光客
らしい車が2、3台、駐車場に入ってきました。

 帰りに収穫があってよかったです。

 井倉渓谷のもみじ、これからが見ごろです。

      井倉洞
所在地:新見市井倉
電話:(0867)75-2224
入洞時間:8時半〜16時半
入洞料:  おとな1,000円、中学生800円 、こども500円
定休日:    無休
駐車場:    150台
車椅子:     2台

http://www1.ocn.ne.jp/~ikurado/

http://www1.plala.or.jp/CUE/cave_ikura.html
1.  昼前ごろの川沿いのみやげ物屋さんの通り。

2.井倉洞内のステンレスの階段。水に含まれる石灰質で、ウロコのように皮膜ができています。

3.三段峡」。ライティングで緑のコケが生えています。

4.洞内の狭いところ。もっと狭いところも。

5.出口は滝の後ろ側に近いところ。

6.井倉洞出入り口のあたり全景。

7.二人だけの世界に浸る。

8.子供に川を見せる?母と子。

9.帰途に偶然見つけた「絹掛けの滝」
倉敷どっとと