keikoのお出かけ日記

―その7― 小樽 運河、ガラス館、そして岡山へ 

  北海道の旅も終盤です。2004年6月14日(月)、小樽の半日だけの
観光では、初めてで土地勘もないため、タクシーを予約して能率よく回
ることにしました。

 ヒルトン小樽からオルゴール館、北一ガラス3号館と有名な運河へ行
きました。
 刑事ドラマの刑事さんみたいないかつい顔の中年の運転手さんは、
しっかりとガイドとカメラマンを務めてくださり、私たちが根室中標津
空港から車で来たと聞いて、「よくパトカーに捕まらなかったね、北海
道は結構取り締まりに逢うから、先頭を切って走るなとお客には言うん
だ」と言われました。

 運河の前で記念写真。これを埋め立てる計画もあったそうですが、そ
の時半分だけでも、と残したのが今の運河で、長さも幅も昔の半分ほど
だそうです。その時の説明で、外海の日本海は干満の差が30cmくらい
しかないため、運河の海水があまり浄化されなくてよどんで汚なかった
のだそうでした。潮の流れも干満の差も大きい瀬戸内海地方とは大違い
のようです。

 運河のそばに建つ倉庫群、これらは倉敷美観地区の土蔵がお土産屋さ
んやギャラリーや喫茶に生まれ変わっているように、中身は現代的な使
い道をされているそうです。

 運河の前の温度計は、台湾からの観光客には人気だそうで、冬のマイ
ナス表示のとき、記念撮影するそうです。人力車が客待ちをしていたの
は、倉敷と似ているなあと思いました。

 もう1軒のガラス工藝館へ案内されて、私はそこで手作りガラスのイ
ヤリングの以前から欲しかったデザインの品を見つけ、2つ買いまし
た。

 車の中から、かつての繁栄した証拠ともなる、銀行街を見物。日銀の
小樽支店も、札幌に吸収されて中身がなくなったそうでした。それから
北海道には珍しい瓦屋根に「うだつ」の上がった家もありました。これ
も繁栄の時代の遺産ということらしいです。

 町並みを見物しながら、小樽駅に11時30分くらいに送ってもらいまし
た。あと7,000円払えば、千歳までドライブしてあげるよ、とも言われ
ましたが、なにしろドライブはこれまでいやというほどしてきた身、お
断りして、予定通り電車で行くことに。駅弁を買ってホームへ出まし
た。
 ちょうど電車の間らしく、人がいませんでした。 12:04発の久し振
りの電車につい気分がゆったりしました。駅弁を広げて食べながら小樽
の町に別れを告げ、海沿いに緩やかなカーブを描いて走る線路沿いの景
色を楽しみました。

 北海道らしい、冬場の雪を家に持ち込まないためのガラスの温室のよ
うな玄関の外側の囲いのある家を写真に撮ろうとしましたがよいモデル
がありませんでした。その代り、タクシーの運転手さんが言ったよう
な、陸屋根の家を見かけました。雪下ろしによるトラブルを避けるた
め、このごろでは雪がバサっと落ちないように中央に向って緩やかに下
がる陸屋根の家が増えたそうです。

 千歳に着き、飛行機は何事もなく飛び立ちました。
 どういう経路で飛ぶのかと景色を食い入るように見ていたら、客室乗
務員の人が、「まず新潟を目指し、その後名古屋へ向い、その後岡山へ
と向う」というコース取りを教えてくださいました。
 おかげで、機内誌の地図を見ながら、今どのあたりを飛んでいるのか
がわかり、野次馬根性を発揮できました。

 ルートの中で印象深かったのは、雪を頂いた鳥海山と、日本アルプ
ス、それに名古屋港、関西国際空港、明石大橋、家島群島、それに最後
が片上湾や牛窓や日生のあたりの瀬戸の景色の美しさでした。
 ちょうど日が西に傾きかけた頃だったので、日の光を逆に浴びた瀬戸
内海の美しさ、改めて岡山県に生まれ育って、この瀬戸の海の美しさを
後世に引き継いでいかなければならないな、と思ったことでした。

 岡山空港には、予定通りの夕方4時40分ごろの到着でした。


参考ホームページ

小樽観光ネットワーク
http://www.o-s-n.co.jp/
1.小樽運河。外海の日本海は干満の差が30cmくらいで余り浄化作用がないのだとか

2.運河のそばで客待ちをする人力車と、温度計。台湾からの観光客の人気スポット?

3.タクシーの車窓から。北海道には珍しい瓦葺の家。でもこの家、石造りなのだそうでした。

4.小樽駅のホーム。ずっと車だったので、駅に出るとなんだかホッとするような・・・

5.駅弁です。「海の輝き」だとか。

6.車窓から、カーブした海岸沿いをしばらく走ります。

7.札幌駅。札幌は今回通過しただけ。

8.新千歳空港。

9.飛行機の窓から、雪を頂いた鳥海山。

10.夕陽を浴びた日生諸島。瀬戸内海もいいなあと再認識した美しい景色でした。

くらしきどっとと