keikoのおでかけ日記
| 2004年2月21日、この日は4月並みの陽気だったそうです。お出かけは 11時頃から歩いて、美観地区方面へ。おそろいのデザインで色違いの運 動靴を履いて。 確かひなめぐりとかいう催しが始まったはず、と思って東町の羽島屋 さんなど見てみましたが、おひなさまは飾ってありませんでした。 それで、倉敷川沿いに出てみました。そうそう、この日は夫が、以前 食べた、路地裏の小さなお好み焼き屋さんがおいしかったからまた行こ う、と、お昼はそこに決めていたのでした。 川沿いに、以前も見た栴檀(センダン)の老木があります。私の子ど もの頃は小学校の運動場にもたくさんあったし、農業用水のそばなどに はよくありました。冬で、裸の枝に実がたくさん付いていました。「双 葉よりかんばし」というのはこれなのかしら。 川沿いに南下、前神橋のところの横断歩道を渡り、そばのビルにも TAKUというお好み焼きの店がありますが、そこではなく、その路地裏の 赤いちょうちんを目印に、家の表を改造した小さな店に行きました。 自転車でエプロンがけの中年女性がやってきた、と思ったら、それが 店のオーナーのおばさんでした。店内は以前と同じで、小汚い、狭い店 です。鉄板を仕込んだテーブルは2つしかなく、それも4人かけるとぎゅ うづめでしょう。配達に行っていたらしく、私たちの席の鉄板は前のお 客が食べた後らしく汚れていたのを、急いでぬれ布巾で拭いてくれまし た。 メニューはお好み焼きは豚だけ、あと焼きうどんと焼きそば、ねぎ焼 きなど。夫は焼きうどん、私はお好み焼きを注文。ここはテーブルに鉄 板があるけれど、よく自分で焼く店もある中で、おばさんが焼いてくれ ます。私のお好み焼きの豚肉から焼き始め、お好み焼きの片方を焼く間 に、出前の注文があったらしい焼きそばを隣のテーブルで焼き始め、さ らにその間に夫の焼きうどんに取り掛かりました。 「一度以前食べに来たらおいしかったのでまた来ました」というと、 「たいてい一度来てくれたお客さんはおぼえているんですけど」覚えが なかったようです。「以前来た時は、ご近所の半身が不自由な人と一緒 でした」というと、「ああ、あの人は良く来てくれるんです」。 自宅を改造して開店する前にはよそで10数年商売していたようです。 お好み焼きが好きだから、単純な食べ物といえども、山芋の配合とか、 粉に味をつけるとか、その秘訣は色々とあるようでした。 手早く夫の焼きうどんも作った後、「食べといてくださいね」と言い 残してあたふたと配達に。半分ほど食べた頃に帰ってきました。お好み 焼きが500円、焼きうどん400円で、安くておいしかったです。 その後は美観地区へ戻り、今度は三越倉敷川館へ。そうそう、この前 買った瀬戸物のおひな様、黒いプラスチックの台に乗っていたのです が、やっぱりお内裏様は畳か赤い毛氈などがいいな、と、奥の民芸風の おみやげ売場で、ミニ畳をゲット!さすが、藺草(イグサ)は昔は県下 でたくさん栽培されていて、おみやげ物にも多いのです。私は先日買っ たお内裏様の大きさを思い浮かべながら、ミニ畳1枚400円と、赤いイグ サのコースター100円のを2枚買いました。 そこを出たところの露地にベンチがあったので、夫は少し休憩してい ました。とてもイイ感じの露地でした。 それから日本郷土玩具館の店先ショーウインドウに、さすが、大変か わいらしいおひなさまの数々が展示してあり、特に左の端のは、にっこ りと目を細くして笑っているもので、ついこっちまで幸せの笑顔になり そう。写真を撮ったら、道行く人も写り込んで、それもまた面白いもの になりました。 そのあたりには、石とガラスの店とか、私の好きなかわいいもののお 店が並んでいて、思わず中に入り、足を止め、じっと見ることが多かっ たものですから、夫はいらいら。 中橋たもとの倉敷館でトイレを借り、さらに川沿いに大原美術館の ミュージアムショップへ。ここもできた時以来です。店内見ていて、ふ と目に留まったものは、「しおり」。大原美術館でも特に有名な、グレ コの「受胎告知」を縦に分割して、マリア様の部分と、大天使ガブリエ ルがお告げを伝えている部分の2枚、あとはルノワール、モジリアニ、 モローの「雅歌」、などの絵がしおりになっていました。 昔私が小学6年の頃、自画像を版画にしたら、三日月型にゆがんでい たものだから、母に「モジリアニの絵みたい」と言われ、そのせいでモ ジリアニには妙に惹かれます。 また、一度盗難に会ってまた戻ってきたという因縁のある「雅歌」 は、あの道化師の絵を描いた、コテコテに塗りたくるルオーの師匠とは 思えないくらいに繊細なタッチでギリシャローマ時代の意匠で描いてい ます。これまた大好き。 と、横の値段を見ると、1枚150円。ちょっと高いかな。3枚で450円。 うーん。・・・、やめました。 次は娘のところへおひなさまを届けた時に役立った、おひなさま模様 の風呂敷を買った「花織」。相変わらずちりめんの布で作ったおひな様 などを展示していました。 けれども、先日見たおひな様の柄の風呂敷はもうすでになく、「一期 一会」だったのだなあ、と思いました。やっぱり、いいと判断したもの は、その場で買っておいたほうがいいということなんですね。思い返せ ば、惜しかったのは、新婚まもなく岡山のとあるギャラリーであった 「永瀬清子詩画展」。1枚5,000円くらいだったかの、絵に永瀬先生の詩 が書かれたもの、あの時サイフをはたいてでも買っておくんだった。そ の後ふるさとの熊山町では町おこしの一環にもされているくらいになっ たり、亡くなったあとで県内では結構有名になったもの。 それはともかく、先ほど買った豆畳に関連して、そこのおひなさまの 屏風、屏風だけでも買えますか、と聞いたら売ってくれました。縦 9cm、横20cmほどの金屏風、700円。これであとはぼんぼりがあった ら、もっと完全になるのですけど、さすがにその縮尺のぼんぼりは手に 入りそうにもありません。でもその気になってあるくと、もしかして見 つかるかも知れないです。 お昼がお好み焼きだったものだから、どこかでお茶しようよ、と夫に 言うと、駅前のメインストリートを北へと歩きながら考えたのでしょ う、「三越の地下のところで果物が食べたい」というのです。あの 「HANAKO」のことかな。「高いよ、昼ごはんより高くつくよ」といった のですが、行きたいというので行きました。果物主体のデザート色々、 店内は高い背もたれのオレンジ色の椅子が明るい雰囲気です。先客は歩 きつかれたといった風情の70代くらいの女性と、おなじく60代くらい の女性が1人ずつ。メニューを見て、私はとてもかわいい感じの「フ ルーツぜんざい」に即決、夫はマンゴージュース。 フルーツぜんざいは、小さなとろりとした白玉が2個か3個入った、 冷たいのかと思ったら熱いものでちょっとびっくり。上には搾り出され た小さなソフトアイスクリームが乗っているのに。中のぜんざいには 7mm角くらいのフルーツが入っていて、イチゴも縦4分の1くらいにカッ トされたのが入っていました。なにか不思議な食べ物。かわいいガラス の容器だったので、熱くても持て余すこともなく食べられ、手ごろだっ た。 で、値段が、650円と700円。お好み焼きが500円だったことを思う と、やっぱり食事でもないのに、高ッ。 この日は帰宅する予定の時間が迫っていたので、というか美観地区で ゆっくりしすぎたので、三越の上のほうには行かずにすぐ商店街へ。す ると、ビオスの広場という、空き店舗を利用した休憩所に、ありまし た、五段飾りのおひな様が。あー、商店街を通って北上すればもっと見 られたのに。残念に思いながら、そこらの商店のウインドウを探すと、 紙の壁掛けとかわいいお内裏さまを組み合わせたものと、呉服屋さんの ウインドウに立派なお内裏様があり、写真に撮りました。 ということで、あとは歩き疲れて足取りが重くなった夫を引っ張りな がら帰りました。私は?自分の好きな小さなかわいい物たちをしっかり 見て歩いたので、元気は夫よりよく、豆畳や屏風を早くおひな様と組ん でやりたくてさっさと帰りました。 帰宅後早速組み合わせると、屏風の幅がもうちょっとほしかったほか は、結構イイ感じになり、満足でした。 参考ホームページ お好み焼き屋さん Weekly KURASHIKI No,5 2003のお出かけ日記(64)でも行っていまし た。http://kurashiki.to/magazine/keiko2/064.htm お好み焼き 大久保 住所 倉敷市船倉町1252(ローズガーデンビル東隣) 電話 086-423-2374 倉敷雛めぐり(平成16年2月11日〜3月11日) http://kankou-kurashiki.jp/hinameguri/hina1.htm 「あやっぺのまったりカフェ」より、HANAKO http://kurashiki.to/magazine/aya/hanako.htm お出かけ日記(6)でもHANAKOに寄っていました。 http://kurashiki.to/magazine/keiko2/006.htm |
1.美観地区の倉敷川沿いにある、栴檀(せんだん)の老木枝振りがいいし、この時期は白い実が鈴なりになっています県内川沿いによく見かけます。![]() 2.船倉の路地裏にあるお好み焼き屋さん、大久保。赤いちょうちんが目印。テーブルが2つしかない小さなお店で、メニューも少ないですがおいしい。 ![]() 3.三越倉敷川館の奥の方から倉敷川のほうを見たところ。 ![]() 4.日本郷土玩具館の表のウインドウ。さまざまな素朴なおひなさまが展示してありました。 ![]() 5.古布でできたおひなさまなど売っている「花織」。昔の着物の布をリフォームしたものなどですから、一点限りです。 ![]() 6.商店街、ビオスの広場で見かけた五段飾り、フルセットのおひなさま。 ![]() 7.その付近のお店で見たおひな様のディスプレイ。 ![]() 8.天満屋の隣の呉服屋さんの店先のおひなさま。 ![]() 9.帰宅して早速組み合わせてみた、先に三越で買っていた瀬戸物のお内裏様と、この日買った豆畳と赤いイグサ製品のコースター、金屏風。 ![]() |
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