keikoのおでかけ日記
| (102)日生漁港の海の幸、赤坂青空市の山の幸 2003年10月26日、例によって気ままなお出かけは、海へと向かい、目的地は 日生(ひなせ)漁港です。 今回はブルーラインも通らず、国道2号をひたすら東へと向いました。西大 寺を抜けたあたりから、道の両側には丈高いセイタカアワダチソウの群落が 延々と続き、毒々しい黄色の花を咲かせていました。 先日のコスモスも外来種とは言うものの、この黄色に比べたらなんとやさし いことだろうと思いました。 途中、飲み物が欲しいと夫がいい、ドライブイン長船(おさふね)に立ち寄 りました。食堂のほうには自販機はなくて、奥の建物を見ると、外に姿のいい 盆栽が多数並べられ、建物の中では50人くらいの人が集まって何やらしてお り、その人のぎっしり詰まった奥に自販機が3台ほどあったので、必然的にそ の集まりの後ろの方を通って行きました。 見ると、盆栽業者のセリをしているようで、ローラーコンベアに乗って小ぶ りの植木鉢が来ると、セリ人が掛け声をかけていました。盆栽用の直径15〜 20cmくらいの鉢が1万円から2万円くらいで落札されて行きました。たかが 植木鉢ともいえないような値段なので驚きました。 みなさん商売なので熱気を帯びた集まりで、場違いなところへ侵入したかな と思いながらもつい観察していました。 めざす日生漁港の五味の市には、これまでになく駐車場に車が一杯停まって いて、したがって市場の方のお客もいっぱいでした。 お魚の種類は、小エビ、シャコ、アナゴ、ガザミ(ワタリガニ)、ボラかと おもったらシクチだといわれた大きめの魚、タコ、その他ケッケと呼んでいる 小魚などが漁師のおかみさんの並べたトロ箱の中に大盛になっています。 一通り見てから、夫の好物のシャコと、エビとアナゴを買いました。しか し、おかみさんも必死ですから、せいぜい2山と思っていたエビをさっと3つ分 袋に入れて買わされてしまいました。ここらの攻防が面白いところです。ま あ、エビなら大量に買ってもなんとかなるわと、3山分で1,500円、シャコが大 きなザル一杯分で2,000円、アナゴが10匹くらいで2,000円でした。 市場の外では、駅前の食堂のリストの載ったチラシを配っている人がいて、 お昼ご飯をそこらでどうぞ、ということでした。 でも、夫はJRの駅前あたりにはよさそうな店はない、と言って、たまには別 の店に行ってみようよ、という私の意見を無視していつもの「磯」がいいとい うので、車はその五味の市の駐車場に置かせてもらって歩いて行くことにしま した。 途中、県漁連の建物の外には、真新しい発泡スチロールの箱がたくさん積ん であったので見ると、殻つきの牡蠣が入っているようでした。 そこから近いところには、養殖の牡蠣が取りつくためと思われる、ホタテの 貝殻を紐で束にしたものが山ほど積まれているところがありました。さすが牡 蠣の産地です。 めざす「磯」に到着したのは、12時より15分くらい前でしたが、1階はすで に一杯のお客で、テーブルが1つだけ空いていたので、そこを 指されました。 右隣のテーブルには、阪神方面から?という感じの若いカップルがたくさん の魚料理を並べて食べていました。空いたテーブルには椅子が3つずつ対面で6 席分ありました。 最初はそこに2人で座っていましたが、やがて足の悪いお客が来たのでお座 敷は空いてるんですけど、といって、女性が2人相席となりました。 私たちが注文したのは、以前にはセット料理の「磯料理」2,500円も「磯 焼」3,000円も食べたので、今回は単品の注文。 茹でシャコ800円、小エビ唐揚げ500円、タコ天ぷら800円、それに珍しいの でアナゴの刺身1,500円、ご飯小150円、石がに(ガザミ)の味噌汁200円。注 文しなくても大根の浅漬けがついてきます。これがまたおいしいのです。茹で シャコにはキッチンはさみが付いてきます。 で、一通り来たのにアナゴの刺身が来なかったので、バイトらしい高校生く らいの女の子に聞くと、今日は出来ないとのことで、残念。 すると、30代後半くらいのきれいな女の人が、シャコの殻をはさみで切るコ ツを教えてくれに来て、カットしたのをポン酢で食べるとおいしいですよ、と 切ってくれました。 まず頭をカットして、足のほうを大胆に斜めにカットするといいんですよ、 と隣の席の若い人にもやって見せたら、卵が入っていました。すると女性の方 が、「あら、子持ち。子持ちにはいつが時期なんですか」というので、お店の 人が、「いまが時期というわけでもないですけど、子持ちがお好きならまた 持って来ましょうか」 するとその男の人の方が、「え、いや、俺、子持ちよりはどっちかというと独 身の方が好きやけどな」!・・・私の心のなかでは大受けでした。 切り方を教えてくれたきれいな人に、思い切って尋ねると、やはりオーナー の奥さんでした。インターネットでおひげのご主人の似顔絵が出ていてよく似 ていますね、というと、いまは奥で仕事していますから、といっていました。 「磯」を出て、反時計回りに岬を回って散歩していると、岸壁から釣り糸を 垂れている数人の人がいました。聞けば、飯(いい)ダコ釣りだそうでした。 イイダコって、タコつぼとか網とかでなく釣るのかと初めて知りました。 そしてしばらく行くと、向こうの入り江の奥には、白亜のリゾートマンショ ンが3棟ほど見えて来ました。近づいて見ると、洗濯物を干していて人の気配 があるのは1階の一部屋だけ。もしかして管理人の部屋かもしれません。これ では、町のにぎわいに貢献しているとは言えず、無用の長物とは言わないまで も、大きな建物だけにもったいないと思いました。 そしてまたしばらく行くと、今度は鮮魚を使った割烹店が多数あり、その中 でも特に旅館にもなっていてバスが3台ほど止まっていたのが「美晴」という ところでした。 夫に、あんなところで今度は食べてみたいわ、というと、「高そう」という 返事でした。 ところが、その「美晴」、その30分くらい後の移動の途中につけていたテレ ビの山陽放送の「はぴデリ」で、珍しいもののしゃぶしゃぶをやっている、と いうので紹介されているではありませんか。 なんでも、皮付きのサワラの刺身のしゃぶしゃぶだそうでした。 岬を一周して五味の市に帰りました。新月の時期なので大潮にあたるよう で、海水面がいつもになく高く感じましたら、夜のニュースでは宮島の厳島神 社が浸水したと言うニュースで、なるほどと思いました。 そこで終わりかと思いきや、亭主の好きななんとやら、で、つるし柿が好き な夫は、つるし柿にする渋柿を買いに、去年買ったので赤磐郡の赤坂町の青空 市にそこから行く、といって、山陽道の備前インターから山陽インターまで、 800円で行きました。 めざす赤坂町の青空市は、果物の「登茂実苑」から「ドイツの森」に向う途 中の道沿いにあります。 ちょうど実りの秋だからか、店の表には、大きな株の菊の鉢が、つぼみが一 杯付いて2,000円くらい?で、朝の盆栽市の鉢の値段から言うと格安だなあと思 いました。 店内には、(青空市という名前なのに、建物はちゃんとある)夫の目指す渋 柿の段ボール箱が2箱あり、夫は両方買い占めました。1箱1,500円だったそ うで、去年の最初に北房で買った4,000円というのは何だったの、という感じ です。 そのほか、青菜の類やマスカットなどのぶどう、サツマイモや山芋などの収 穫で一杯でした。 私はほうれん草1束120円、しっかりした地元産の油揚げ100円、お豆腐90円 を買いました。 帰宅後は、山3つ分のエビの頭を取るのに1時間半もかかって泣きそうでし た。 シャコを茹で、アナゴを焼いてたれに漬け、まとめて3日分の主菜が出来まし た。エビは魚を煮るように煮て、その汁で里芋を煮るとおいしいとおばあちゃ んが言うので、その通りしたら、道の駅で以前買ってきた里芋がよかったの か、とても柔らかく煮えました。 海の幸と言いますが、自宅で処理する手間隙を惜しまないことが肝心かなと 思います。 山の幸の方は、夫のこれからの夜の楽しみに、少しずつ皮をむいて軒下に吊 るしていくのです。 岡山県日生(ひなせ)町 http://www.town.hinase.okayama.jp/guide/guide_top.html 日生(ひなせ)五味の市 http://www.town.hinase.okayama.jp/guide/hondo/guide_gomi.html 海鮮料理 磯 http://www.hinase.org/ 割烹旅館 美晴 http://www5.ocn.ne.jp/~hmiharu/index.htm JA赤磐山陽青空市 山陽町下市110 電話 (08695)5-7889 定休日 なし 野菜、果 物 |
1.ドライブイン長船の建物の奥にあるベンダーショップの中で行われていた、植木のセリ市。セリ人が小さな植木鉢を手に、では○○円から、というと、見る間に1万円から2万円の値にはねあがって行きました。![]() 2.おなじみ日生漁港の五味の市。一般客が大勢詰めかけて、漁師のおかみさんたちが売る新鮮で安い魚を買っています。 ![]() 3.五味の市のお魚。なにしろ売られている単位が大きいのが主婦にとっては困るところ。でも頭の使いようで、なんとか出来るのでしょう。 ![]() 4.山のように積まれた養殖の牡蠣がくっつく(と思われる)ホタテの貝殻。 ![]() 5.海鮮料理「磯」の一品料理の小エビの唐揚げと、茹でシャコ。殻のむき方にコツがいります。 ![]() 6.漁港のあるところとは岬の反対側の白亜のリゾートマンション。たまに来る人が多いのでしょう、部屋に生活の臭いがするのは1〜2室だけでした。 ![]() 7.水面が高い海の様子と五味の市の建物 ![]() 8.赤磐郡赤坂町の青空市。青空というけれどちゃんと建物があります。秋の収穫期で、青菜の種類も、お隣のイモ類の種類や量もこれまで見たこともないほど豊かでした。 ![]() 9.つるし柿用の渋柿。この日は1箱1,500円 ![]() |
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